ウクレレと爪
私事ですが今5年生の娘が幼稚園の年少さんからフラをやっています。
毎年秋は発表会のシーズンとなり、それがとても楽しみで、でもちょっと忙しいので気を引き締めて頑張っています。
今年は11月1日に発表会がありました。
私も数年前からウクレレでステージに立っています。今年も娘のバックで演奏。ウクレレをやっていて、フラを見ていて、こんなに楽しくて幸せなことはないです。
その楽しさを教えてくれたフラの先生が今年の夏に亡くなってしまい、今年の発表会は先生のいない初めての発表会だったのでした。
先生の爪はウクレレでいつも割れてしまうから、しょっちゅうメンテナンスでジェルネイルさせてもらっていて、決まって右の爪だけ。
病気の薬のせいで割れやすくなっていた先生の爪にカルジェルでヌードベージュで。
元美容師の先生は手入れがとても上手でオフも自分で簡単にやっちゃう。
ネイルに行くと、いつもおいしいお茶を入れてくれて、和三盆のお菓子とか、キャンディーみたいな落雁とか、香りのいい昆布茶とか、おしゃれで粋なおもてなしをしてくれて、よく得意げにお土産を持たせてくれた。
もう先生のネイルが出来ないのが寂しくて、思い出すと泣けて仕方がないのですが、生徒のみなさんと、私を含めウクレレ隊と、生徒のお母さん達と、力を合わせて天国の先生のところまで、フラを届ける為に頑張ったこの数か月。
ひとつの山を越えて、先生のフラはずっと生徒さんたちの中に生きていると確信して、この先も今までと同じ気持ちでウクレレを続けて行けるんだとうれしく思ったのでした。
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